古神道・祝詞

【知りたい!】古神道と国家神道の違い、それぞれの歴史の違いについて学ぶ。

最近古神道が気になっています。

2017年に入ってから「古神道」に興味を持ち、簡易的な神棚を買ったり祝詞を唱えるようになりました。しかし古神道はそれだけではありません。歴史・起源や、「国家神道」との違いについても学ばなければなりません。もっと深く学ばなければ本当に理解したとはいえないでしょう。祝詞もただ唱えるだけではなく、その歴史的背景もきっちり知っておきたいです。


今回は意外と知られていない、「古神道」と「国家神道」の違いについてお話しします!


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古神道・祝詞など日本がもともと持っていた文化や精神性に特に興味を持っています。日本人としての当たり前の生活習慣を再び取り戻すことによって、今まで味わえなかった感動や喜び、発見があるかも知れません。












古神道の歴史、国家神道の歴史、その違い

古い時代に発生し、現在の宗教の基盤となったアニミズムやシャーマニズムを原始宗教と呼びますが、日本における古神道もまた原始宗教(原始神道)に当たります。


日本が他国の宗教から影響を受けるまえに存在していた神道で、純神道や神祇信仰とも呼ばれています。非常に古い宗教ですが、近年ではそんな古神道に強い関心を寄せる人が増えてきています。


古神道への関心が高まるようになったのも、そういった人がどんどん増えてきているのも、時代の必然なのかも知れません。変にオカルトじみた話ではないですし、また新興宗教・カルト宗教との違いますから、そこをわかってもらえるようになりたいですね。古代からの思想がこうやって文章化・組織化された途端に変な宗教扱いされると悲しいですから(笑)


古神道の歴史

古神道の歴史は古く、他国の原始宗教と同じくアニミズムやシャーマニズム、また先祖崇拝を基盤としています。祈願祈念は政治にまで影響を与えました。


古神道と言う概念が生まれたのは江戸時代であり、当時は古神道と俗神道が対概念として用いられていました。



当時の古神道の定義は「記紀をはじめとする古典に根拠があり、儒仏(仏教)の様子を含まない神道」であり、対概念の俗神道は「記紀をはじめとする古典での根拠がなく、儒仏的な思想を含む神道」です。その後、純神道や原始神道、神祇信仰などの呼び方も生まれました。


古神道はとてもシンプル。

古いものは尊ばれるのが世の常ですが、意外にも古神道は現代の神道界においてはあまり重要な位置づけにはおかれていません。神道といえば、神社や「国家神道」の方をイメージする日本人が大部分ですよね。古神道という単語自体を初めて知る人も多いでしょう(笑)



無論、古い時代に基盤を作ったものとして一目置くべきものではあるのですが、現在まで引き継がれている神道は外来宗教の影響を受けて昔とは形を変えている部分も多いのです。


これは言い換えると、現在の神道から仏教をはじめとする外来宗教の思想や影響を削ぎ落としていけば、古神道に近付くとも言えます。現在知られている「神道」と「古神道」の違いが明確に理解出来ていれば、日本人が本来思い出すべき思想が「古神道」の方であることは心に感じるところがあるかと思います。


古神道と国家神道

一口に神道と言っても、実のところその種類や成り立ちは様々です。その中でも今回注目したいのが、古神道と国家神道になります。
古神道とは、その名称からも分かる通り非常に古い神道の事。日本がまだ他国の影響を受けておらず、外来宗教の色に染まっていない時代の神道を指します。



対して国家神道は、明治時代に誕生した概念です。日本の長い歴史から考えると、比較的新しい神道の概念になります。「国家神道」と言われると古代から脈々と受け継がれている思想・・・と思われるかも知れませんが、意外や意外、明治時代に誕生した概念なんです。


「国家神道」と「神道」は似たような内容でもその成り立ち、歴史が全く異なります。


古神道と国家神道の違い

古神道と国家神道の違いですが、そもそも頂点とするものが違います。


アニミズム(自然崇拝)を根幹とする古神道は、自然のあらゆるものに神が宿る八百万の神を信仰していましたが、国家神道の場合その頂点に据えられているのは天皇の存在です。



何故このような違いがあらわれたのかと言うと、その理由は時代背景にあります。


日本にとって、明治時代は激動の時代でした。江戸末期に日本を訪れた黒船を契機に、日本と言う国は変革を余儀なくされました。その際、日本の民族や思想の統一として天皇と言う存在を神々の頂点にする中央集権型へと変更をしたのです。



歴史が動けば、宗教の形も変化していく・・・というのは海外の宗教に限ったことではありません。無宗教と言われる日本にも「宗教」があり、国民の思想をコントロールするために造られたともいえます。


「現人神(あらひとがみ)」の概念は比較的最近。

日本史を学んでいれば、「現人神(あらひとがみ)」と言う言葉を聞いた事がある方も多いでしょう。
現人神とは天皇の事で、この世に人間として現れた神を指します。この現人神と言う言葉からも、当時の方針を見て取る事が出来ますね。国家神道は明治初期に生まれた比較的新しい概念ですが、幕末頃になるとこの思想はごく当たり前のものとなりました。



徐々に右傾化していることに賛否両論あるかも知れませんが、「神」や「天皇」、「神道」という言葉が改革のキーワードのように軽く扱われているのは、古神道の本来の思想ではありません。


違いを知り、日本人としての本来の思想を思いだそう。

明治以降「国家神道」は日本国民をコントロールするための宗教となっていきました。


しかし、その後この時代になって「古神道」が再び人々の興味を集めつつあるのは、時代の必然だと感じています。「国家神道」が完全に悪いというわけではありません。これからの日本人は、国から宗教を与えられるのではなく自分自身で心の拠り所を見つけなければなりません。






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